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オフショア開発の基本的な流れ とは? ポイントとなる 4つの 工程紹介!
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2022.11.21

オフショア開発の基本的な流れ とは? ポイントとなる 4つの 工程紹介!

近年、多くの企業が オフショア開発 によって システム開発 や プロダクト開発 を進めています。オフショア開発 をスムーズに成功させたい企業にとって、「 オフショア開発の基本的な流れ とは何でしょうか」という 開発フロー は非常に気になる点となるでしょう。
そこで、 オフショア開発とは どういうものなのか、どのような流れで進んでいくのか、あなたの オフショア開発 に対するイメージをより具体的にする説明をさせていただきます。一連の流れを知ることによって、より詳細な スケジュールの策定 や 予算の決定 などが出来るかと思いますので、ぜひ本記事を参考にしてみてください!

目次

 

1. オフショア開発とは

オフショア開発は、自社開発とは違う形で進めていきます。この違いを理解しなくては、オフショア開発の成功は難しくなります。 まずはオフショア開発とはどういうものなのかを知っておきましょう。
オフショア開発 ( Offshore development ) とは、ソフトウェア開発やWebシステム開発、また今流行りのアプリケーション開発、運用保守管理などを海外の開発会社にアウトソースすることで、開発コストを削減する手法のことです。

1-1. 海外に業務委託して行う開発のこと

オフショア開発は、日本よりも人件費の安い国にあるIT企業や人材に、業務を委託して行う開発です。 システム開発の主な費用である人件費を抑え、委託先と並行して作業を行うことで、開発にかかる費用や時間を抑えることができます。
オフショア開発の主な委託先として、人件費が安い東南アジアに注目が集まっています。 カオピーズはその東南アジアの中でも、日本とコミュニケーションが取りやすく、優秀なIT人材も多数いるベトナムでオフショア開発を行っています。

1-2. オフショア開発と自社開発との違い

オフショア開発は、海外のIT企業や人材に業務を委託して行う開発です。 つまり、自社開発とまったく同じという訳にはいきません
一見同じように見える作業でも海外に委託する分、細かな違いが生まれてきます。
オフショア開発は、この細かな違いをどれだけ埋められるかが成功のカギとなります

オフショア開発の進め方

オフショア開発の流れ

2. オフショア開発の基本的な流れ

オフショア開発で発生するトラブルを少しでも減らすには、オフショア開発の流れを理解することが大切です。 オフショア開発の主な流れと、その工程ごとにあるポイントを解説していきます。

2-1. オフショア開発を行う国や企業を選ぶ

まず、オフショア開発を委託する国や企業を選びます。
オフショア開発は、開発の内容によって国や企業ごとに相性が生まれます。 この相性を正確に理解し、それにあった国や企業を選ぶことが最初に気を付けるべきポイントです。
具体的には、以下のポイントを明確にしておきましょう。

【オフショア開発の委託先を選ぶポイント】
・開発の目的や意図を明確にする
・委託先候補の国ごとにある、開発におけるメリットとデメリットを理解する
・開発内容に合った企業を選ぶ

委託先候補を選ぶとき、開発の目的や意図がはっきりしていれば、選びやすくなります。 オフショア開発を行いたい場合、まずは自分たちが行う開発の内容を明確にしておきましょう。

2-2. 面談や見積書を基に契約や開発方式を決定する

委託先候補を選んだら、ネットや現地面談、見積書を通して委託先を決定します。 開発のスタイルによって違いますが、以下の点をチェックしてから決定するようにしましょう。

【委託先を選ぶときチェックすべきポイント】
・委託先の人柄や日本語レベル
・ブリッジSEなど、日本との橋渡し役の有無
・見積書や資料の不明点や不自然な点

ブリッジSEとは
委託先の国と依頼者の間に入り、コミュニケーションを取るSE。
委託先の開発チームに日本の仕様や指示を伝えるほか、マネジメントも行う。
委託先の国や企業は、これらの点を明確にしたうえで選びましょう。 少しでも分からないことがあればすぐに質問し、相手の反応や答えを確認してください。 ここで明確な対応を得られなければ、別の国や企業を選びましょう。
委託先の国と企業を選んだら契約に移ります。 オフショア開発は アジャイル開発 や ラボ型開発 など、システムによって開発方法が違います。 オフショア開発を依頼する内容によって、適切な開発方法を選んで契約してください。

2-3. コミュニケーションを取り開発状況を管理する

契約を結んだら開発をスタートさせます。 開発中は委託先とこまめにコミュニケーションを取りましょう。
オフショア開発におけるトラブルの多くは、コミュニケーション不足によって発生しています。 委託先とのミーティングや、ブリッジSE との連絡はこまめに行いましょう。

2-4. 製品を確認・検品する

委託した製品が納品されたら、確認・検品しましょう。 このときのチェックを怠ると、後のトラブルにつながる場合があります。 仕様書通りに製品が完成しているか、細かい部分まで確認してください。
この際不具合やコンプライアンス違反などが見つかった場合は、すぐに委託先に連絡を取り、対処しましょう。

3. オフショア開発はカオピーズへ

オフショア開発の流れは自社開発とは異なる形で進んでいきます。 開発を委託する国や企業を選ぶ時点から、この違いに対処することが重要です。
カオピーズでは、ベトナムでのオフショア開発の経験が豊富な人材を多数確保しています。 オフショア開発のご依頼をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。

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